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+INTERSECT♡SUMMER+

7月1日日比谷野外音楽堂での幸せの記録

待ちに待った7月1日。

僕の好きな声優のライブの日だ。本当に死ぬほど待ちわびた日が来た。

朝起きた瞬間から胸が締め付けられる感覚があった。

 

空は雨模様。

会場は野外の為天気が1番の心配要素だったのは本人からも伝わってきて、てるてる坊主を作る様子に僕も晴れることを祈るばかりだった。

いや、天の神様もこのてるてる坊主見れば思わず微笑んでくれるはずなんじゃないだろうか

 

例の如く開演時間まではずっと曲とラジオ、真礼さんの声に触れながら手紙を書いて過ごした。感情の弁が外れたように楽しみな気持ち、好きな気持ち、緊張する気持ち、色々な感情がごった返していて当日になってなおこれまで以上にナーバスな状態になっていたように思う。

そうしてあっという間に開場時間が来た。 

いつの間にか雨は止み、日差しが差していた。

真礼さんの笑顔を曇らす要件が消えて良かった。舞台はこれで全て整った。

入場。

放射状で高低差もあり、とてもステージが近く感じて見やすいいい会場。
席について息を整える。
今回のライブにはテーマがある。

内田真礼と夏デート。そういう気持ちで来て欲しいと言われた。


そういう気持ちになれていただろうか。

でもきっと人1倍彼女を好きな気持ちは持ってきていた。
あとは一緒に笑えれば僕はそれで充分だ。

 

そして、この言葉の意味するところを薄々感じ取っていた。

彼女が今回メッセージを持ってきているならそれを全部受け取ってやろう。

 

そして『+INTERSECT♡SUMMER+ 』が幕を上げた。

 

 

最初に出会ったのは内田真礼によるモノローグ
「平行線のような道
前だけみて歩いてた
光ある方を目指して
風を感じた
違う場所にいたはずなのに
そばに君がいた」
内田真礼と出会った。彼女の作り上げた文脈のもつ説得力に一瞬で引き込まれていた。湧き上がってくる感情がいっぱいになって息が詰まりそうになる。何かが零れそうになる。

内田真礼ライブ2017、INTERSECT♡SUMMER!」

+INTERSECT+のイントロが流れるとともに赤いアロハ風のワンピース姿の内田真礼が登場する。最高の笑顔を携えて。

 

 +INTERSECT♡SUMMER+

 

セットリスト
1.+INTERSECT+
2.からっぽカプセル
3.Shiny drive,Moony drive
4.Sunny Day Sunday
5.クロスファイア
6.大スキ!
7.Moment
8.TickTack...Bomb
9.金色の勇気
10.5:00AM
11.夏祭り
12.モラトリアムダンスフロア
13.ギミー!レボリューション
14.Smiling Spiral
15.Hello, future contact!(summer ver.)
アンコール
16.創傷イノセンス
17.魔女になりたい姫と姫になりたい魔女のラプソディ
18.雨上がりの夜空に
19.+INTERSECT+

 

+INTERSECT+

デートの始まりだ。

恋を運ぶ神様が君を連れてきた。

僕の目の前で歌う彼女に、彼女の笑顔に感極まってしまっていて記憶があやふやだけどサビでちょっとした振りもついていて真似をしていた気がする。爽やかなメロディながら最高に盛り上がった。こういう直球なラブソングは意外と少なくて、純粋に初めて味わうこのときめきに胸が高鳴りっぱなしだった。
続いて

からっぽカプセルShiny drive,Moony drive

完全に盛り上げ隊長というかライブ序盤の火付け役が定着してきたからっぽカプセルからしゃにむにと楽しい曲が続いた。

しゃにむにのライブ体験は代々木、新宿、相模大野、そして台湾にまで及ぶ。本当に世界を真礼さんと一緒にドライブして来たかのようで気づけば思い入れのある曲。遊び心満載の歌詞を真礼さんがエアーズロックマーライオンのキャラクターに扮しながら楽しそうに歌うのが醍醐味な曲だ。
『助手席はそう、任せたよ!』と言いながらハンドルを回す振りコピをさせるのは一体、、?とか深く考えてはいけない。
でも、冗談じゃなく、今日は僕の好きな声優の“好き”を体験しに来たわけで、そのコンセプトが初っ端からこれ以上ない形で回収出来て、というドライブは僕の目的地に連れて行ってくれると信じられた。なら後は、

『飛ばして行こうよ!』

 


MC

「本当に晴れて良かった。もうずっとsiriに天気聞いてたんだけど雷ですって」

ぷんすかとする真礼さんがかわいい。

「衣装がこれバンドとダンサーと一緒にアロハ感でててハワイアンセンターみたいになってて面白かった」

「あ、(てるてる坊主の)マッキーはマジックのマッキーじゃなくて舞台監督の槇さんがめちゃくちゃ晴れ男でさ、日比谷野音20連勝中らしいんだよね!すごい!!」

 相変わらず気の抜けるようなMCには緊張の色は感じさせられない。等身大の女の子みたいで、なんだかすごく愛おしくなった。

 

「じゃあ次はカバー曲をやります。

今回は夏っぽい曲を選んできました」


Sunny Day Sunday

バンドと掛け合いながら、ノリノリで歌う真礼さん。曲は知らねど、それだけで楽しむには充分だった。

「39度の!」

「とろけそうな日!」

 蒸し暑くてとろけそうな日。汗は既にかきまくっている。でも悪くないサニーデーだ。真礼さんの笑顔を見て、最高の晴れの日を体感した


クロスファイア

黒須ファイア来たな。

僕が夏のライブとして1番に想起されるのはこの曲だった。タオル振り回し曲。

レコーディングの際にバンドと真礼さんが交互に収録するのがまた野球の攻守のようでとても楽しく、そこでバンドとの距離を縮まったという真礼バンドとして意味合いが深い曲。

勝手な予想だがこれからもバンド編成のライブでは必ずこの曲をやるんじゃないか。と思うくらいバンドと息を合わせて団体戦をするような時間。

間奏で野球の応援をするように「と・ば・せ!と・ば・せ!疾風のごとく!」とメガホンを叩きながら叫ぶ部分がある。これがとても楽しい。

そのタイミングで真礼さんが取り出したのは水鉄砲。発射される水素水。すごく愉快な表情をしながら客に水を浴びせまくる。何が面白いってちょっと威力が強い程度の水鉄砲で打つ度にシュコシュコして再装填して打たないといけないのがなんとも間の抜けた感じが笑顔を誘った。僕も水をかけられた。好きな声優に水をかけられる人生で本当に良かった。

そんな、ライブならでは、がこれでもかと詰められた最高に楽しいクロスファイアだった。

 

 大スキ!

ピンクワンピースに麦わら帽子を被って再び現れる。
なんだか懐かしいメロディが流れ始める。

付き合いたてのカップルみたいな甘い歌詞に、楽しそうに大好き、愛してるを繰り返す彼女の説得力が心地よくて本当にデートをしてるような気持ちになった。途中で丸いポーチからインスタントカメラを取り出して自撮りをする真礼さん。これもまたなんだか緩い演出に、この選曲とともに全部真礼さんのアイデアだと確信した。内田真礼の作り上げるフワフワして幸せな時間をゆっくり味わった。

直後のMCで答え合わせがあった。

『夕焼けの帰り道予定変更
スピード写真に寄り道
「一時間後です」
あと1時間ドライブ』
って歌詞があるんだけど、スピード写真ってw世代感じちゃうよね。私スピード写真よく知らなくて、いや存在は知ってるんだけど親とかが操作するからあんまりわからなくて、あ、写真もっかい撮ろっか!黒須さん撮ってー!と黒須さんに無茶振り。

そして写ルンですでもう1枚写真を撮った。

 

思い出更新だね。写真アルバムいっぱいに彼女との思い出をこれからもずっと詰めていきたいなとそんなことを想った。

 

 そして
MomentTickTack...Bomb

瞬き1つしないように、この一瞬を目に焼き付けるMoment

身体の力を抜いて全てを委ねて味わうチクタクボム。

彼女の表情を、彼女の見つめる先をずっと見ていた。

彼女の答えとも言えるMomentだけは、一欠片でも取りこぼしたくない。

後のMCで、ライブは1人1人が独り占め出来るものなんですよと彼女が言った。この言葉は本当に僕がずっと感じていたことで、その文脈こそが大事なものなんだ。

Momentとチクタクボム、これらの曲はその意味以上に独り占めしたい曲。そこに見えたもの感じたものをまた胸の中にそっとしまい込んだ。

 

MC

「なんだか家にいるみたい」

 ガヤが雄馬くんは!?とツッコミを入れたのに苦笑しながら「変なこと言ったら怒るよ!」

と言ったのが悔しいが印象に残っている。

 

そんなことはともかく、上の発言から彼女の気持ちの場所の答え合わせが出来て安堵した。

真礼パーティで彼女はよくそういう発言をする。それは精神的にもファンを近い場所に感じていることで、そこに安心感を感じているっていう一種の承認で、それでいて今回の彼女のライブのコンセプトを自分で実現していることを表していた。

2ndライブ初日に「なんだかフェスみたい」と言ったときの気持ちを思い出した。

 

テーブルと椅子がステージ中央の前に出され

椅子に腰掛けて歌い始める。
金色の勇気

この曲も気づけばライブでの披露も3回目。

1st、2ndと経てきて、この夏に味わった「金色の勇気」はより一層味わいが深かった。日比谷野音という野外の環境も演出の一端を担っていたように思う。夕暮れの空のグラデーションにオレンジ色の照明に優しい歌声が気持ちのいい調和を成していた。

この曲がこの日特別に染みた理由は色々考えられる。1つはこの曲をどんどん自分モノにして消化して、今の真礼さんの「金色の勇気」として表現していたことがあると思う。

そして、この曲は日常の中の曲であり現実の中にある曲なんだ。毎日を過ごしている中でこの曲に出会う、そんな曲のように思う。

僕は彼女に体重かけたり、助けを求めたりしようとは思わない。が、この曲を聴いているときだけは少しだけ寄りかかって安らぎを得てもいいんじゃないかと思える。「立ち止まってもいいんだよ、焦らなくてもいいんだよ」と言われているような気持ちになって、どこか気を緩めて、そんな心の隙間にゆっくりとこの歌が染みる。「なんだか忙しすぎる毎日」に疲れていたのかもしれない。伝えるように、伝わるように言葉に想いを込めてしっとりと歌い上げる彼女の歌は本当に素敵だった。

 

そして5:00AM

この日はソファにもたれたりバンド達に絡みながら、特別色気のようなものを感じた。彼女の目を見て、その歌を聴いて彼女が何を思うのかを垣間見ていた。

想いが強く乗せて歌うこの歌は、麦わら帽子を外して机に置いた後の世界だ。

切ない気持ちが胸に残りながら、彼女はステージを後にした。

 

『デートももう終わり、楽しい時間はあっという間』

真礼さんと2人で手持ち花火を楽しむ映像。

真礼さんが綺麗で、可愛くて、なんだかとても切ない気持ちになった。

画面に打ち上げ花火が上がる。

真礼さんが浴衣姿で登場。

 

君がいた夏はー」

夏祭り

浴衣と花火、記号的にも夏デートを感じさせる最たる部分だった。直前の映像から物語が続いていて、このあたりではもう完全にデート世界に没頭していた。とても良かった。

「夏祭り」から連想されるものが「太鼓の達人」だったためにずっと太鼓の音が空耳されていたのはここだけの話

 

そして追い討ちのお祭り騒ぎ

モラトリアムダンスフロア

最高に盛り上がるし何よりモラトリアムの真礼さんは相当テンション上がっていていわばパリピまややんになっていて表情も豊かで良い。

みんなも一緒に踊ってねとか言っていた気がするし何より曲が踊れと申すのでそりゃ踊る。

踊ったほうが良い。

一緒に楽しく踊っていると物々しい機械がステージ中央に出現してなんだと思ったら真礼さんが乗り込み、3、4メートルくらい上に上がった。

一体どういう事なんだこれはと混乱しながらも天を仰ぎながら踊り続けた。さながら夏祭りの盆踊りのような感じになっていたしもしかしたらそういう意図なのか?と思ったけど全然自信はない。

 

MC

「この衣装風車が沢山ついてるんですよ〜。」

黒須さん楽しいですか?と聴く真礼さんに無言でサムズアップの黒須さんには流石に黒須さん、、となった。

後のMCで明かされるのだが黒須さんは大阪ではいないために敢えて積極的に絡みに行っていたらしい。

(ぶっちゃけ勘弁して欲しい。黒須さんと絡むことで黒須さんにもスポットが当たるがライブ中のかっこよさと寡黙な紳士さのギャップを見て黒須さんも好きになってしまう。)

まだまだ盛り上がれるよねー!とラストスパート
ギミー!レボリューション

Smiling Spiral

Hello, future contact!(summer ver.)

感情のパラメータの上限突破コンボ、最高に楽しくて笑顔しか記憶にない。

Smiling Spiralの代々木では一瞬冷めてしまう部分となってもしまったウェーブパートも今回は起点となったので全く支障がなかった。

ウェーブでの好きな声優以外を見る必要があるノイズが消えたSmiling Spiralはマーベラスだ。

そんなことはどうでも良くて、本当にいつもここの感情にまで達すると本当にどこまでもいける気がする。てっぺんがどこなのか、それは未だわからないけど僕のてっぺんは天元突破されっぱなしだ。

本当にここが内田真礼の真骨頂で、身体が、心が幸せでいっぱいになる。純粋に圧倒的な幸せの絶対量で殴られて、一生分の幸せを貰った僕はこれから先もずっと一生幸せなんだと、そういう手応えを確かに感じられるんだ。

一つ確かに言えることはそれは何より“内田真礼が幸せだから”だ。この空間に破裂しそうなほど飽和している幸せの起点は彼女で、そこから連鎖する笑顔の渦にのまれながら僕らは幸せになる。

「思い出更新!ってずっと言い続けてきてるんですけれど、幸せですよ!最近は特に思うんです、私、凄く幸せな場所にいるなって。2ndライブのダイジェスト映像を見たときに“内田真礼で良かった〜”って改めて思って。それってすごく幸せなことですよね!」(+INTERSECT♡SUMMER+パンフ)

結局、簡単な話で今のこの瞬間の彼女の幸せを信じればいいんだと思う。それだけでいい。

ただこの瞬間、間違いなく彼女が幸せだった。

きっとそれが全てなんじゃないか。

言うまでもなく、僕もそれに負けないほど幸せで。感情が幸せに弾き飛ばされて幸せしかない。

好きな声優と自分の好きが交差する刹那の奇跡に感慨無量だった。

ラストのfuture contact

彼女は必ずこの曲を最後に持ってくる。

終わりを感じて切なさで胸が張り裂けそうになるとき、この歌のキラキラの幸せに満たされて、胸がいっぱいになる。

それでも、この歌は別れを告げる曲なのだ。

Say Good-byeとサヨナラを言って、また会おうよと再会を告げる曲。

1つの幸せの終わりがあって、でも“今”から“未来”へ点と点が繋がるのが“見える”んだ。

こんな幸せがあっていいのだろうか、本当に想いが溢れ出して、止まらなくなる。

また会う約束をして、今日の楽しい時間を胸につめて、僕も彼女に言う。「バイバイ、また会おうね」と。

デートの終わりだ。

 

 

 

 


世界が終わる前に、ノイズが世界が途切れさせる前に、彼女の名前を叫んだ。

 

 

『まだ帰りたくない、寄り道していこ?』


アンコール

突然イントロで鈍器で殴られる

創傷イノセンス

 バ、、、、、、、、、バッッッカかよ!!!となる。思えばいつもこの曲は想像を裏切って反則的に演出される。この曲から全て始まったんだぜ。マジで頭おかしい。

でもこの感じが、最高にロックだ。

感情の高低差とか色々で脳みそがグチャグチャになって何か筋がプツンと切れるのを感じながら沸騰するように飛び跳ねた。目の前で女王のように客を煽る真礼さんが美しい。

私の道は私が決める。この台詞も今まではアニメキャラのセリフのように聞こえていたが、この日の私の道は私が決める。には血が通っていたように感じて痺れた。自分の足で地に足をつけて彼女が立っている。いや、もう彼女は力強く走り出している。貴方が自分で決めた道だからこそ僕も歩きたいと思うんだ。

mc。

「アンコールありがとう。名前を呼んでくれて嬉しかった。

ていうか寄り道した先が創傷ってどんな寄り道だよwって感じだよね」

ホンマそれよ。楽しいデートの帰り道で突然富士急行ってドドンパに乗せる奴があるか。

一緒に笑った。

 

「次は新曲をやります! 相方は今回いないんですが、収録してきました!

あとPVも撮ってきました!(!?)

コールは全部まあや!って言ってね!」

 

魔女になりたい姫と姫になりたい魔女のラプソディ

 ・・・・「「Are you ready?!!」」

最高。

画面には魔女すみぺが写っていた。

歌というかほとんど掛け合いでミュージカルのようなこの魔女姫。この曲に関しては何度も聴く度にインスピレーションが湧いていて、2人の何よ!何なのよ!「あなたなんて大嫌い」の絵が出来上がっていた。

今回この絵を見られることが出来なかったのでまだこの魔女姫は2回進化を残しているとしてフューチャーに期待したい。

でも1人だったからこそ見れた良かった点もあった。間奏の「まあや!まあや!」「すみぺ!すみぺ!」という愉快なコール部分ではまあや姫の仰せつかわされた通りに「すみぺ!」部分も「まあや!」1色に染め上げられたときの真礼さんの苦しゅうないとでも言うような満足気なドヤ顔。最高に可愛くて最高に笑顔になれた。最高のナチュラルボーンプリンセスだね。

 mc
「今回ライブをするにあたって色んなことを考えてライブを作っていく中ですごく成長したのを感じた。みんなにも伝わっていたら嬉しい。」

 

日比谷野音。ここに決まったときからずっとやりたいことがあった。

 勿体ぶるように、興奮も最高潮なように、言葉を綴る。

彼女の周りの空気が変わったのを感じた。

来る。

今日のこの時間の本題が来る。そんな感覚があった。

最高にロックに!最高に愛を込めて!

「雨上がりの夜空に」

 

 

 

ああ、本当に。

 

綺麗だと思った。

なんて出来すぎているんだろう。

 

この瞬間の彼女の表情を一生忘れない。

 彼女が表現したいものをライブという形で作り上げた日。

 

RCサクセションを好きだという彼女のルーツは僕の中では単なる趣味の1つだった。

無骨で男くさいロック。

しかし、この瞬間全てが線で繋がった。

ロックを愛し、彼女は歌を歌うのだ。

 

彼女はRCサクセションについてこう言及していた。 

清志郎さんの曲って愛に溢れているじゃないですか。それが好きだったんですけどライブを何回かしていくうちに自分のライブにも通づるものを感じて。

愛だ、と。

愛を伝えるべきだこの場所では。」

 

間違いなく1つの到達点だった。

1つの“完成”を確かに感じたんだ。そういう瞬間だった。

『こんな夜に お前に乗れないなんて』

『こんな夜 発射出来ないなんて』

日比谷野音の雨上がりの夜空に、幸せな彼女と僕の歌声がどこまでも響き渡っていった。

 

覚めやらぬ興奮の中、

最後の曲は始まる。

+INTERSECT+

まだ水浴びたりないよね?!とまたこれでもかと水をかけ、駆け回る。本当に楽しそうに彼女は歌う。

こんな無邪気な笑顔をされたらセンチになってちゃいられないよな、と僕も笑顔になって彼女の笑顔に笑顔を交差させた。 

 

『ああ君と大切を増やしたい。これからもー』

 この曲のテーマの一つは再会だ。

だから、僕は立ち止まれない。幸せなこの瞬間の先にもまた幸せがあるとそう信じられるから、今を思い出にして、今を生きるために歩き続けるんだ。

 

『愛を込めてこの歌を君に送りたい

交わった線の行く先は2人で描こう。』

 +INTERSECT+がライブの中でまた色をつけて出来上がっていく。彼女の愛を感じる。彼女が真っ直ぐに投げる好きの気持ちを受け取りながら、僕の好きを交差させる。掛け合わさった好きが折り重なって世界が幸せに包まれる。日比谷野音の空に届くまで幸せが積み上がっていく。

 

 『ああ抱きしめたその温度は少し切ない

、、、

「好きだよ!!!!!!」』

 

 

彼女が全身を使って、前屈みになりながら叫ぶ。

 

 彼女とのデートの最後は、彼女の伝えたいメッセージは奇しくも僕と同じゴールだった。

 

内田真礼が好きだ。

 

それはスタートで、今日ゴールになった。

そして、今日からまた2人のスタートになるんだ。

 

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 エピローグ

内田真礼のライブ”だった。

自分の中のシャッターをこじ開け人と仲良くなろうとしている、積極的に行動して、自分の想いをもっと伝えていこうとしている今の彼女だからこそこのライブで内田真礼を近くに感じた。

1stライブでこの幸せを知り、さらにこの幸せを更新出来るように努力して、またバンドやスタッフとのチームとして戦うことを覚えた2ndライブを経て枠を広げ、出来ることが増えたからこそ彼女が自分の想いを伝えるために自分で作り上げられた「内田真礼のライブ」だった。

彼女の変化と成長が、最高の幸せに実を結んだライブだ。

 

 少しだけ前日譚をする。

代々木第一体育館での2ndライブは大成功だった。あのライブを契機に内田真礼のライブの楽しさを知りファンになった人は多いだろうし、彼女にとっても自信に繋がったのだと思う。

大きな壁があることで絆が深まった側面もあるし大きな成長に繋がった。

ただ、あの2日間に僕はしこりを抱えていた部分があったように今なら思える。満席とは言えないが1万越えのキャパの会場で、その中では近いところにいたけれど、遠かった。

それは単に物理的な距離だけの話ならいい。

が、幸せに満ちていた中でもどこか僕は距離を感じてしまった。彼女の見つめる先が時折虚空を見ているように感じた。彼女の見ている世界を感じ取れないと途端に僕の視界も淀み、世界に彼女以外のノイズが入ってくる。客、ダンサー、その他。彼女の持つ枠を一気に広げたライブだったのは確かで、今まだかつてなく最高のエンターテインメントだった。

 大げさに言ってしまったが何が言いたいかと言うと単に消化不良で未だに解釈されてない文脈があの日に取り残されていた。

たったそれだけの話。

ただ、本当に下らない話だが、例年と違い、ホームとも言える真礼パーティもなくなるなど2017年は真礼さんに会える機会は格段に減っていたこともこのしこりを加速させた。

要するに、大人気声優という文脈が消化不良を起こしていたんだと思う。

僕が初めて彼女に出会ったとき。彼女はか弱い少女で、僕はこの娘を支えたい、力になりたいと思った。彼女の笑顔をもっと見たいと思って何よりこの幸せの続く先に歩いて行きたいと思った。

今もその思いは変わらない。

 

「 例え彼女が変わってしまっても?」

 

確かに彼女は変わった。それはでも彼女が変わろうとして変わった部分で、彼女の目指す方向に前進しているということだった。

その大きなきっかけとなったのはアーティスト活動であり、あの日、2月28日。

1stライブの日だったんだと思う。

あの日を、彼女は人生で1番幸せな日と言う。

何度も。何度も。こと1年経ってもだ。

僕だって人生で一番幸せな日で、あの日があるから強く生きられている。前に進もうと思えている。

そして彼女もまた前に進もうと少しずつ自分も“好き”を発信していった。“好き”を増やしていった。心を開いた先には温かい世界があり、毎日のように楽しいを発信するようにようになった。Twitterも始めた。私の好きをもっとみんなに知って欲しいと。目に見えて彼女は今や大きな人の輪の中にいるようになった。今では多くの人に慕われる存在になってきている。

パリピになりたいという、人ともっと仲良くなりたいという願いは今まさに叶いつつある。

自分から人と距離を縮められるようになった彼女は、自分の想いを伝えるのが上手になった彼女は、間違いなくこの道のスタート地点にいた少女とは違う。もう小さな世界で殻にこもっていたか弱い少女の姿はそこにはない。

だからこそ、元来持つ魅力を今や世界に発信していく能力も身につけた彼女が人気を博すのは当たり前だ。それも含めて彼女の足跡なんだと気づいたときようやくしこりは消化された。

きっと、気づかないうちに新人声優を好きになってしまっていたということなんだと思う。

手の届くような、新人声優という文脈。

でも当たり前だが、その文脈の中に彼女がいるんじゃないんだ。彼女の中にその文脈があった。期限付きの文脈。

それは、大切な思い出。

 

月並みなことを言う。

僕は今の内田真礼が好きだ。

今までの内田真礼も好きだった。

目まぐるしい勢いで好きを発信していく真礼さんと一緒に“好き”を共有する今が愛おしい。

彼女を守れる存在になりたかったはずが今や彼女に振り回されっぱなしだ。彼女と一緒にいると、彼女の見ている世界を見るといつも新しい世界に出会う。新しい楽しさ、新しい幸せに出会える。幸せをものすごい勢いでインプットしていくこの行動力が彼女の持つ絶対的な幸福力の源泉になって彼女が前に進む推進力になっているんだね。

すごい勢いで走っていく彼女にいつか追いつきたいと思う。今は、負けてられないなとも思う。僕の人生ごと、彼女は前に引っ張っていく存在になっている。これから先僕の人生で成功する度彼女に感謝しないといけない。

絶対に感謝しまくりたいと思う。

 

  

+  INTERSECT♡SUMMER+

日比谷野音で真礼さんと2人で過ごした日。

 

夏のライブって初めてなんです。

今まではどうしても「年に1回のお楽しみ」って感じがあったんですけど、今年はもっとライブやるぞ!というのをみんなに伝える意味でも夏にチャレンジして。

意外と今年はイベントが少なくて、皆さんに会う機会も少なかったので、夏に向けて増やしていきたいなと思っています。(声優グランプリ七月号)

 

 「イメージとしては、今回のライブでの私の立ち位置が、夢とかではなく、実際にいたら最高!みたいな女の子像になればいいなと思っているんです。アーティストというのではなく、もうちょっと身近な感じになればいいなって

。そういう温度感や距離感を大事にして一緒にライブを楽しんでいる感じになればいいなあ」(+INTERSECT♡SUMMER+パンフ)

 彼女の言葉。彼女の想い。彼女が歩く方向。

 僕の気持ちが見透かされたかのようで

彼女と僕の感じているものと歩きたい方向が一致していることが何より嬉しくて

僕はまた内田真礼を好きになった。

好きな人と同じ方向を見れることが、一緒に歩けることが出来る奇跡を、しっかり享受したい。

 

 

 今日という日は、そんな日だった。

ずっと彼女と一緒に歩けるとは思わない。ずっと彼女と一緒に笑えたらどれだけいいかと思うけど永遠はないし終わりはあると思う。

でも、

だからこそ、

彼女が隣に来て歩いてくれたこと

彼女と一緒に笑ったこの幸せを

この瞬間の幸せを僕は忘れない。

 

 

 

『好きだよ

君と一緒に、その一瞬を奏でよう。』